■英国式ポータブル・スキッドレジスタンステスタによる路面のすべり抵抗値(BPN)の測定方法
すべり抵抗試験機(ポータブル スキッド レジスタンス テスター)BPNとはイギリスの道路交通研究所で開発された試験器で、一般には自動車の走行速度30マイル(約50Km)/hの横滑り摩擦係数と相関があると言われている(路面が濡れた状態)。測定は舗装面に水を散布した状態で行い、ゴムスライダーを所定の位置から振り下ろし、スライダーと舗装間の摩擦による減衰を目盛りによって読み取ります。
British Pundulum Number、通称BPNと呼ばれ規格としてあるのは、ASTM E303 及びインターロッキングブロック舗装設計施工要領に規定されています。
イギリスの道路交通研究所で開発された試験機で、一般には自動車の走行速度 (約 50km)の横滑り摩擦係数と相関があると言われています(路面が濡れた状態)。測定は試料面に水を散布した状態で行い、ゴムスライダーを所定の位置から振り下ろし、スライダーと試料間の摩擦による減衰を目盛りによって読み取ります。測定値の単位は、BPN(British Pundulum Number)。試験方法の規格としてあるのは、ASTM E303(英国振り子テスターを用いた表面摩擦特性の標準試験方法) 及びインターロッキングブロック舗装設計施工要領。
基準値は、インターロッキングブロック舗装設計施工要領は「湿潤状態で40BPN以上」、地方公共団体等で規定されている。
■試験手順
滑り片についてスライダーは,アルミニウム製のプレートにゴム片を1枚接着させたもので、新しいスライダーは付着した油類を落とすため使用に先立って振子を振り、乾いた布に 10 回程度こすって調整する。スライダーの接触縁の摩耗量は、スライダーの面で 3.2mm または面に垂直に 1.6mmを越えてはならないとされる。
■BPNの測定
滑り片の接触距離が 125±1.6mm となるように振子を上下に微調整し、試験体を水で十分に濡らした後、振子を振り降ろし振り上りの位置の数値(BPN)を読み取る。測定は、連続した5回の測定値のばらつきが 3 未満になるまで行い、この 5 回の中央値をその試料の滑り抵抗値とする。
Eco KawaraコートのBPNは「88.1」。土木学会舗装工学論文によると、歩行者に歩行に最低限必要なBPNは44以上。歩きやすさの官能試験(高齢者)ではBPNは57以上が必要とされる。ちなみに新設アスファルトのBPNは60以上。いかにEco Kawaraコートの抵抗値(BPN)が優れているかが分かります。
■リサイクル舗装・リサイクル舗装 Eco Kawaraコートの商材紹介
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