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2021年07月14日
Eco Kawara NEWS

2021年4月、気象庁は集中豪雨の原因となる線状降水帯※1 が発生した場合、注意情報を市区町村レベルで提供することとしました。名称は「顕著な大雨に関する気象情報」として、豪雨災害が起きる可能性を周知し、2022年の梅雨前には発生半日前の予報を始める予定です。

※1 線状降水帯とは、広範囲にわたり積乱雲が列をなして次々に発生し、同じ場所に停滞して長時間激しい雨を降らせる現象のこと。積乱雲が帯のように連なることから線状降水帯と呼ばれます。2017年の九州北部豪雨、2018年の西日本豪雨、2020年の九州豪雨などの大規模災害の要因にもなりました。

線状降水帯を含めた豪雨の増加には、地球温暖化(ヒートアイランド現象)による気温や海水温の上昇が影響しているとされます。その対策として、2017年に採択されたパリ協定(気候変動抑制に関する多国間の国際的な協定)があります。このパリ協定は「世界共通の2℃目標の設定。1.5℃に抑える努力を追求する」と宣言され、2020年1月にはバイデン政権がトランプ前政権で離脱した、パリ協定の復帰にかかる気候変動政策へ署名して再度注目を集めています。

Eco Kawaraは一般社団法人 日本ヒートアイランド対策協議会において、ヒートアイランド対策製品として認定されました。
表面温度低減性舗装 – EcoKawara コート

■Eco Kawarの透水性
EcoKawaraの原料となる廃瓦は、特徴として透水性に優れ、多孔質であり、吸水率・保水率が高く、酸化鉄分が多く含まれていることにより優れた遮熱効果があり、一般的に多くの遮熱材料として使用されております。
本製品は、廃瓦を100%骨材として使用し、特殊水性無機系エマルジョンと攪拌し既存路面に吹付塗装をすることにより遮熱性能の優れた薄層舗装として活用することができます。

■Eco Kawaraのリサイクル技術
屋根の廃瓦は、通常埋め立て処理されますが、舗装材や壁材の骨材として再利用システムを押しすすめリサイクル率の高い製品になります。
①対摩耗性に優れ、車道にも使用できます
②アスファルト・コンクリートに強力に付着し、階段段鼻部等の滑り止め等にも効果的です
③産地と産地を混ぜ合わす事で、色をカスタマイズできます
④着色顔料を使用しないため、色あせ、色落ちがありません
⑤滑り抵抗値が高く、店舗内、駅構内等の滑り止めに提案できます
⑥ 透湿性があります

Eco Kawara 透水性舗装 瓦骨材利用透水性舗装・・・

Eco Kawara 透水性テラゾー舗装(瓦骨材利用)・・・

Eco Kawara 景観性樹脂舗装 瓦骨材利用透水性樹脂舗装・・・

Eco Kawaraは廃瓦を破砕し道路や歩道および外構に使用できる瓦舗装材やリサイクル舗装材、ならびに室内で使用できる壁材・床材として、ヒートアイランド対策に有効な製品を開発してきました。どの商品も透水性に優れ、線状降水帯やゲリラ豪雨に対して有効な歩行材となっています。

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