Eco Kawaraは「エシカル消費の促進」や「3R活動」を掲げて、地球環境に優しいまちづくりとSDGs達成や循環型社会の構築を目指して、地産地消や地方創生や地域活性化の一翼を担うリサイクル舗装材や外壁材を開発してきました。日常生活で廃棄される瓦や硝子や陶磁器などの産業廃棄物を破砕し、道路や歩道および外構に使用できる舗装材やリサイクル舗装材、ならびに室内で使用できる壁材や床材としてマテリアルリサイクルするというものです。Eco Kawaraは地域の産業廃棄物削減と地産地消や地域創生を目指して産業廃棄物を独自に破砕・分級して利用しやすいように処理、新しいリサイクル舗装材製品の原料として産業廃棄物を再利用するリサイクル手法を確立しました。
■東京2020オリンピック・パラリンピックの炬火台や舗装路に起用
熊本城復興プロジェクトの一環として、地震によって被災した熊本城天守閣の廃瓦をリサイクルして東京2020オリンピック・パラリンピックで使用される国立競技場の炬火台とスタジアム5階部分の舗装材にリサイクルしました。Eco Kawaraは歴史的建造物の瓦を廃棄処分するのではなく、新たな姿に生まれ変わらせ人々の心に残る形に甦らせたいという想いから開発された、SDGsを促進するエシカル建材となっています。
■エシカル消費を促進させるEco Kawara
Eco Kawaraは産業廃棄物を破砕・分級・リサイクルして再生骨材に利用することでSDGsに有効なエシカル建材「Eco Kawara 保水性テラゾー舗装(瓦骨材利用)」「Eco Kawara 透水性テラゾー舗装(瓦骨材利用)」「Eco Kawara テラゾータイル」などの瓦舗装やリサイクル舗装を開発してきました。Eco Kawaraは産業廃棄物リサイクル技術を活かして、「ふるさと資源(*)」という理念を掲げ、震災復興や地方創生や地域活性化に貢献したいという想いから、各地域で産出される「ふるさと資源」をその地域のためにリサイクルすることを推進しています。また地球環境保護の観点から、住宅や建築物、ランドスケープデザインを見直し、瓦や硝子工芸などの日本伝統技術や生活文化の特色を生かした再生骨材を利用することで、日本の景観にマッチした舗装デザインを開発して多くのサステナブルデザインを提案してきました。そのひとつが瓦骨材をリサイクルしたテラゾー(人造大理石)舗装。Eco Kawara テラゾーは使用する瓦、天然石、陶磁器、煉瓦、石畳、石灯篭、煉瓦、顔料、天然石の配合によって多種多様な舗装材・外壁材・床材を作り出すことができます。
※…地域で廃棄処分となった産業廃棄物(瓦・陶磁器・煉瓦など)のこと