2024年を迎え、年頭のご挨拶を申し上げます。
年初から大きな災害が発生しました。能登半島地震で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。また、犠牲になられた方々に、謹んで哀悼の意を表します。まだ余震が続く発災期の只中にありますが、復興に尽力されている皆様には安全に留意され、少しでも被害の拡大が抑えられることをお祈りいたします。
今回は大震災からの復興を目指して。宮城県南三陸の道路に東日本大震災で廃棄となった瓦をリサイクルして「Eco Kawara コート」の舗装材として使用した施工事例と、熊本地震によって被災した熊本城の瓦を「Eco Kawara コート」にリサイクルして天守閣に通じるスロープ部分を施工した事例をご紹介します。
■宮城県南三陸町 上の山緑地等整備工事
業態: 道路
建物名: 上の山緑地
所在地: 宮城県本吉郡南三陸町志津川字上の山
製品名: Eco Kawara コート
施工面積: 285㎡
竣工年: 2021年3月
■熊本城天守閣復旧整備工事
業態: 歴史的建造物
建物名: 熊本城
所在地: 熊本県熊本市中央区本丸1−1
製品名: Eco Kawara コート
施工面積: 160㎡
竣工年: 2021年1月
Eco Kawaraは、2016年の地震で被災した熊本城瓦や2019年の東日本台風及び房総半島(千葉県)台風で廃棄された瓦を、道路や歩道および外構に使用できる瓦舗装材やリサイクル舗装材、ならびに壁材・床材のEco Kawaraテラゾーとしてリサイクル。各地域で廃棄される瓦をその土地のために有効活用し、地産地消・地方創生・地域活性化を目指して、SDGs・循環型社会に向けてEco Kawaraテラゾーの商品開発を進めています。