Eco Kawaraのテラゾー※は、廃瓦を破砕し、道路や歩道および外構に使用できる瓦舗装材やリサイクル舗装材、ならびに室内で使用できる瓦舗装・リサイクル舗装・床材として再利用、SDGsに有効な商品、「Eco Kawara 保水性テラゾー舗装(瓦骨材利用)」「Eco Kawara 透水性テラゾー舗装(瓦骨材利用)」「Eco Kawara テラゾータイル」の3商品を開発しました。
Eco Kawaraのテラゾーに掛ける想い・・・
現在、建物の建て替えや増改築による瓦の廃材は、全国で年間90万トンを超えています。この廃瓦は産業廃棄物として取り扱われ、埋め立て処分されるしかありません。Eco Kawaraのテラゾーは、廃瓦を破砕し道路や歩道および外構に使用できる舗装材ならびに室内で使用できる壁材、床材として再利用する目的で商品化しました。
「廃棄された瓦を破棄するのではなく、新たな姿に生まれ変わらせ人々の心に残る商品にしたい」「当社技術を活かして、ふるさと資源という理念のもと、地方創生や地域活性化に貢献したい」という想いから、2016年の地震で被災した熊本城瓦や、2019年の東日本台風及び房総半島(千葉県)台風で廃棄された瓦をEco Kawaraテラゾーとしてリサイクルしました。
「Eco Kawara」の役割は、廃材となった瓦を有効活用し、自然環境に優しい持続的可能なリサイクル商品を生み出していくことです。お客様のために何ができるのか、持続可能な社会(SDGS)、循環型社会というサイクルをどう展開していくのかが、Eco Kawaraテラゾーに課せられた使命であると考えています。
Eco Kawaraテラゾーの可能性・・・
Eco Kawaraテラゾーは様々なカラーバリエーションのタイル・舗装材を作り出すことが可能です。なぜなら、瓦・顔料・天然石の配合を変えることによって、あらゆる色を表現することを可能としました。また瓦や煉瓦・陶磁器は、地元の廃材を使用することによって、地産地消や持続的可能なリサイクルを実現できる商品となっています。
※テラゾーの語源・・・
イタリア語でテラゾーはTERRAZO=床やテラスという意味があります。のちに床に人造石仕上げをしたものを示すようになり、現在のテラゾーの名前の由来となったと言われています。
※テラゾーとは・・・
テラゾーとは、天然の大理石などを粉砕し、セメントや樹脂で固めた半人工素材です。外観はマーブル状で、色調は使用する天然石・陶磁器・ レンガ・瓦によって大きく変わります。セメントで固めたものをセメントテラゾー、樹脂で固めたものを樹脂(レジン)テラゾーと呼びます。