NEWS

2023年12月20日
最新情報


Eco Kawaraテラゾーは様々なバリエーションのリサイクル舗装材やリサイクル外壁材を作ることが可能です。なぜなら瓦・顔料・天然石の配合を変えることによって、あらゆる色を表現することができるからです。また瓦や煉瓦や陶磁器は、地元の廃材を使用することによって、地産地消や持続的可能なリサイクル製品を実現できるリサイクル舗装材やリサイクル壁材となっています。今回の最新情報はEco Kawaraテラゾーの種石となる硝子工芸品の産地をご紹介します。

北海道 小樽ガラス(小樽市)

小樽におけるガラス製造は、1891年に井上寅蔵が小樽でガラス工場を開いたことに始まります。ガラス工場では、ガラスくずを使用してランプを覆う筒のほか、瓶や金魚鉢などの家庭用雑器が生産されました。当時の家庭の明かりは電気ではなく、ガラス製の石油ランプが主流だったため、小樽ではガラス製のランプ製造が盛んに行われていました。

青森県 津軽びいどろ(青森市)

津軽びいどろの始まりは1949年、漁業用の浮玉(うきだま)製造からです。浮玉がプラスチック製に切り替わった後は、長年の浮玉製造で培った宙吹き技法を用いて大ぶりな花器などを生産。交通が不便な地理的条件もあり、色ガラス等の原料も地元で調合して補い、その成形技術と色ガラスを掛け合わせた工芸品として、1977年に食器や花器などで構成された津軽びいどろが誕生しました。

茨城県 クリスタルガラス(竜ヶ崎市など)

日本で初めてクリスタルガラス工場ができた場所。クリスタルガラスは透明感と輝き、澄んだ音色が特徴です。タンブラーやワイングラスといった食器類に使われ、ドイツ留学した各務鑛三氏が、本格的な技術を日本に紹介しました。

群馬県 上越クリスタル(みなかみ町)

宙吹技法、型吹技法、スピンドル・遠心技法、伸ばし技法など、様々な成形技法を駆使し製品を制作。他の手作りガラス工場や工房と異なり、幅広い分野の製品を作り出す事が特徴で、サンドブラスト加工や転写加工等の二次加工も可能です。

群馬県 ハルナグラス(榛東村)

戦後間もなくの頃は牛乳瓶のような容器や食器、照明用のガラスを生産していました。1965年にプレス成型機械を導入。1970年にはクリスタルガラスの製造を開始。当初は食器・照明用にクリスタルガラスを生産していましたが時計枠用にも拡大。1982年には窯の燃料を重油から環境負荷の低い都市ガスに切り換え、ガラス業界初の試みとしてガス並列式ガラス溶解炉を導入しました。

東京都 江戸硝子(墨田区など)

江戸硝子とは、江戸時代からの伝統を継承し、東京をはじめ千葉の一部で手作りされているガラス製品をいいます。すべての工程が職人の手によるその製品は、ひとつとして同じものが存在しません。色やデザインも様々ですがが、どれも手作りらしい温かみが感じられます。2014年に国の伝統的工芸品に指定。江戸硝子は、ガラスを1400度の高温で溶かして水飴のような状態 (硝子種) を作ることから始まり、成形には大きく分けて「宙吹き(ちゅうぶき)」「型吹き (かたぶき)」「押型」の3つの手法があります。

東京都 江戸切子(江東区など)

厚さ2〜3ミリほどの色被せガラスを削る薩摩切子のぼかしの技に対して、江戸切子は厚さ1ミリ弱の色被せガラスに繊細な彫りを施し、シャープで鮮明な輝きが特徴です。上から覗き込むと万華鏡のように光が反射し、透明ガラスに文様を施した切子のシンプルな美しさが世界から評価されています。日本酒、ビール、ワイン用など様々な形状が作られ、日用品としての使い勝手の良さ、長く使っても飽きのこないデザインとなっています。

神奈川県 ガラス工芸品(川崎市)

板ガラス、鏡を主体に彫刻を施すサンドブラスト技法で「エッチングガラス」の制作方法を開発。店舗など室内のインテリアとして使用されています。

富山県 富山ガラス工房(富山市)

富山ガラス造形研究所や富山ガラス工房を中心に、地場産業の振興を目的としてガラス工芸の人材育成及びガラスの街の発展に取り組んでいます。富山市は1980年に、まず生涯学習の一環として、富山市民大学に「ガラス工芸コース」を開設しました。気軽に趣味としてガラスを楽しめるとあって人気となり、現在までに約1万人以上の方が受講しています。その盛況ぶりから、富山市では市民のニーズと確かな手応えをつかみました。これをきっかけに、本格的なガラスの人材育成と、地場産業として、ガラス文化を富山市に根付かせる取り組みが始まりました。

Eco Kawaraは「歴史的建造物の瓦や大事なお家の瓦を破棄するのではなく、新たな姿に生まれ変わらせ人々の心に残る製品にしたい」「当社技術を活かしたふるさと資源(震災で廃棄処分となった地域の瓦・陶磁器・煉瓦などのこと)という理念のもと、震災復興や地方創生や地域活性化に貢献したい」という思いから、各地域で産出される、ふるさと資源をその土地のために活かして、地方創生や地域共創、SDGsやエシカル消費を推進しています。



Phone

お電話でのお問い合わせ 0120-13-4010 受付時間:平日9:00~18:00